妊娠中から思っていたのは、
「子供には自己肯定感高く育ってほしい!」
ということ。
私は長い間、両親に対して「こんなに楽しくない世界なら、産むなよ!子供産むのって親のエゴじゃん!」と思っておりまして…笑
そんな自分も、同じように子供に恨まれると思ったんです。
だから、子供の自己肯定感のためにも、ある程度見た目も頭も運動神経も人並み以上にしてあげなきゃ、って思ってました。無意識か意識的かは別にして。
「楽しい人生にしてあげなきゃ!」って。
…でも、自己肯定感ってなんでしたっけ。
「あなたはあなたでいいんだよ」
ですよね。
今、私は「あなたはあなたでいいんだよ」って子供に伝えられているのかな?
自己肯定感の低い私って、人の目を気にしてばかりの私って、子供の自己肯定感育めるんだっけ?
そんな疑問を持ちながら、コーチングを受けている中で、
「ご両親に言ってもらいたかったのはどんな言葉だったんですか?」
って言われたんです。
その時、私は涙で言葉が詰まりながら
「あなたはあなたのままでいいんだよ。人と比べなくていいんだよ。好きなことをすればいいんだよ。」
と言いました。
「じゃあ、それを今度は自分で自分に言ってあげてください。」
って言われて、びっくり。
「え、自分の子供じゃなくて自分?!」って。
でも、よく考えたら
”子供の自己肯定感を育む”って、親が子供の自己肯定感を作る感じがしちゃいますけど、本当に自己肯定感をつくれるのは”本人”しかいないんですよね。
“私”は”私”の自己肯定感しか作れない。
“子供”は”子供”の自己肯定感しか作れない。
たとえ自分の子供であっても、他人を変えたりできない。
もし無理やり変えられたなら、それは”洗脳”です。
本人の”意思”じゃない。
そもそも子供は母親の持ち物でも、父親の所有物でもなくて、一人の人間。
私達ができることは生まれた命への無条件の祝福と、一人の人間として尊重すること。
そして、自分の人生を生きる姿を見せること。
そんな大人が多ければ多いほど、「私もそうやって生きてもいいんだ」って思える子が増えるかもしれない。
子供は大人に何を言われるかより、大人が何をしてるかを見てる。
と、私は思っています。
そして、私が自己肯定感を持てたのは、やっぱり他人軸から自分軸の移行でした。
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